日本歴史地名大系 「保古村」の解説 保古村ほごむら 石川県:金沢市旧石川郡地区保古村[現在地名]金沢市保古一―二丁目・黒田(くろだ)一―二丁目東力(とうりき)村の南、伏見(ふしみ)川の西岸に位置する。保後とも記し、「ふご」ともよんだ。中世には大野(おおの)庄のうち。明応四年(一四九五)一二月の大野庄年貢算用状(天龍寺文書)に「保後村」とみえ、当地の番頭二郎衛門が村内の井料と称して弁済しない分米九石九斗六升が下行分にみえ、また「保後衛門二郎」の分米一石六斗も「村々申事」として下行分に計上されていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by