デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「信中以篤」の解説 信中以篤 しんちゅう-いとく 1377-1451 室町時代の僧。永和3=天授3年生まれ。臨済(りんざい)宗。東福寺の大蔭明樹の法をつぐ。淡路(あわじ)(兵庫県)棲賢寺,安国寺をへて,永享10年(1438)東福寺の住持となり,ついで天竜寺,南禅寺の住持となった。梵語(ぼんご),漢文に精通し,詩文にすぐれた。宝徳3年10月1日死去。75歳。淡路出身。俗姓は三善。法名は明篤(みょうとく)とも。著作に「晦夫集」「松花集」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例