信教寺(読み)しんきようじ

日本歴史地名大系 「信教寺」の解説

信教寺
しんきようじ

[現在地名]宮之城町屋地

屋地やち地区の中央部、国道三二八号西側にある。上宮山と号し、浄土真宗本願寺派本尊阿弥陀如来。京都西本願寺は明治九年(一八七六)九月信教の自由令が発布され真宗禁止が解除されるのに先立ち、同七年頃から数名の鹿児島開教僧を潜入させた。現富山市水橋沖みずはしおきの信教寺野崎流天はその一人で、同八年鹿児島に入国、翌九年一一月再び鹿児島に入り、とくに種子島布教に従事したが、折からの西南戦争に遭遇し政府の間諜嫌疑を受け逮捕され一ヵ月近くの入獄を余儀なくされた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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