信楽代官所跡(読み)しがらきだいかんしよあと

日本歴史地名大系 「信楽代官所跡」の解説

信楽代官所跡
しがらきだいかんしよあと

[現在地名]信楽町多羅尾

多羅尾たらお集落の南西にあり、石垣などが残る。江戸時代幕府代官を勤めた旗本多羅尾氏の居館で、代官所を兼ね信楽役所・信楽陣屋と称された。多羅尾代官所ともいう。代官を世襲した多羅尾氏は伊勢四日市町にも出張陣屋を置き、慶応三年(一八六七)には近江国で約二万三千石、ほかに山城河内・伊勢などを加え、計一〇万四千石余の幕府領を管轄したとされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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