信瑞(読み)しんずい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「信瑞」の解説

信瑞 しんずい

?-1279 鎌倉時代の僧。
浄土宗隆寛,信空にまなび,京都弘願寺にはいる。寛元2年泉涌寺(せんにゅうじ)開山(かいさん)俊芿(しゅんじょう)の伝記をまとめる。弘長(こうちょう)2年(1262)北条時頼に自著法然(ほうねん)伝「黒谷上人伝」を献上。また「明義進行集(みょうぎしんぎょうしゅう)」をあらわし,信空のとなえた無観称名の教義をひろめた。弘安(こうあん)2年11月22日死去。号は敬西房(きょうさいぼう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

普及版 字通 「信瑞」の読み・字形・画数・意味

【信瑞】しんずい

印の珠。

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