信香町(読み)のぶかちよう

日本歴史地名大系 「信香町」の解説

信香町
のぶかちよう

[現在地名]小樽市信香町・住吉町すみよしちよう有幌町ありほろちよう

明治初年(同二年八月―同六年の間)より同三二年(一八九九)まで存続した町。開運かいうん町の南東にあり、南は勝納かつない川の河口部にあたる。東部小樽湾に臨む。明治三年信香町が置かれたという(状況報文)。同四年の「春日紀行」に信香とある。同六年の「後志国地誌提要」に信香町とみえ、戸数三一・人口一三六、寄留戸数二・人口四三。同二四年調の「徴発物件一覧表」では戸数六八、男二〇四・女九〇、倉庫六、学校一、艀漁小廻船七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む