修理の大夫(読み)すりのかみ

精選版 日本国語大辞典 「修理の大夫」の意味・読み・例文・類語

すり【修理】 の 大夫(かみ)

  1. すり(修理)の大夫(だいぶ)
    1. [初出の実例]「いとあはれにて侍んなるを、すりのかみのあきて侍るなるにやはなせ給はぬ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)

しゅり【修理】 の 大夫(だいぶ・かみ)

  1. 修理職長官。四位以上の相当官
    1. [初出の実例]「六条殿、修理大夫にておはしまししほどなれば」(出典:大鏡(12C前)六)

すり【修理】 の 大夫(だいぶ)

  1. 修理(すりしき)の長官。従四位下相当。すりのかみ。しゅりのだいぶ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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