デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「修覚」の解説 修覚 しゅかく 「今昔物語集」にみえる僧。長門(ながと)(山口県)の人。通称は阿武(あむ)の大夫。富裕な家に生まれ,殺生をかさねる。老いて病にふし,延命をねがい僧をあつめて法華経をよませるが,臨終をむかえる。ひとりの僧が経をよみつづけてくれたため蘇生。改心して出家し,法華経の教えをうけて精進した。死後,兜率天(とそつてん)に生まれたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例