阿武(読み)アブ

デジタル大辞泉 「阿武」の意味・読み・例文・類語

あぶ【阿武】

山口県北部、阿武郡地名萩市に囲まれ、日本海に面する。キウイフルーツ無角和牛特産

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改訂新版 世界大百科事典 「阿武」の意味・わかりやすい解説

阿武[町] (あぶ)

山口県北部,阿武郡の町。人口3743(2010)。日本海に面し,南から東は萩市に接し,萩市に囲まれる。萩から益田に至る石州街道が海岸沿いに通じており,郷川河口に位置する奈古は海上交通の基地として古くから栄えた。米作や梨の栽培が盛んで,肉牛飼育養鶏も行われている。奈古,木与,宇田の漁港があり,一本釣りやはえなわによるブリイワシなどの漁獲がある。近年まで宇久鉱山から採取される蠟石原料とする耐火煉瓦工場があった。海岸部は北長門海岸国定公園に指定されている。JR山陰本線が通じる。
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