倉内図書(読み)くらうち ずしょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倉内図書」の解説

倉内図書 くらうち-ずしょ

?-1685 江戸時代前期の牧畜家。
陸奥(むつ)盛岡の人。寛永15年陸奥弘前(ひろさき)藩(青森県)にまねかれ,津軽牧場の牧頭(まきがしら)としてその経営と馬の調教にあたる。子孫は代々牧畜を家業とした。貞享(じょうきょう)2年9月死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「倉内図書」の解説

倉内図書

生年生没年不詳
江戸初期,弘前(津軽)藩初期の家臣。盛岡(南部)藩の牧司倉内兵部の弟。南部領出身者の図書は寛永15(1638)年,弘前藩で設立した津軽五牧のひとつである津軽坂(鶴ケ坂)牧場に,南部倉内牧の調教法を伝達する目的で召し抱えられ,300石を給された。

(長谷川成一)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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