倜儻(読み)テキトウ

デジタル大辞泉 「倜儻」の意味・読み・例文・類語

てき‐とう〔‐タウ〕【××儻】

才気衆人よりはるかにすぐれていること。
「唯々―非常の人のみ称せらる」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「倜儻」の意味・読み・例文・類語

てき‐とう‥タウ【倜儻・俶儻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 才気が高くすぐれていること。他とかけはなれて度量が大きいこと。あるいは、独立して拘束されないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「魯仲連の斉の国の人也。奇偉俶黨。書を好みつくれり」(出典:百詠和歌(1204)一〇)
    2. [その他の文献]〔司馬遷‐報任安書〕

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