偉物(読み)エラブツ

デジタル大辞泉 「偉物」の意味・読み・例文・類語

えら‐ぶつ【偉物/豪物】

腕前度量のすぐれた人物。剛の者。えらもの。「彼はなかなかの―だ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「偉物」の意味・読み・例文・類語

えら‐ぶつ【偉物】

〘名〙 えらい人物。実力のある人。手腕家。えらもの。
※歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)序幕「『夜鷹にゃあ勿体(もってえ)ねえ、交り見世の新造(しんぞ)でも、あの位なものは少ねえぜ』『そいつあえら物(ブツ)だの』」

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