偉物(読み)エラブツ

デジタル大辞泉 「偉物」の意味・読み・例文・類語

えら‐ぶつ【偉物/豪物】

腕前度量のすぐれた人物。剛の者。えらもの。「彼はなかなかの―だ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「偉物」の意味・読み・例文・類語

えら‐ぶつ【偉物】

  1. 〘 名詞 〙 えらい人物。実力のある人。手腕家。えらもの。
    1. [初出の実例]「『夜鷹にゃあ勿体(もってえ)ねえ、交り見世の新造(しんぞ)でも、あの位なものは少ねえぜ』『そいつあえら物(ブツ)だの』」(出典:歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android