偏党(読み)へんとう

精選版 日本国語大辞典 「偏党」の意味・読み・例文・類語

へん‐とう‥タウ【偏党】

  1. 〘 名詞 〙 一定立場にかたよること。
    1. [初出の実例]「詔諸国司等擬郡司、勿偏党」(出典:続日本紀‐文武二年(698)三月庚午)
    2. 「道心あらん人、偏党をすて、自他宗をあらそはず」(出典:日蓮遺文‐開目抄(1272))
    3. [その他の文献]〔荀子‐王制〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「偏党」の読み・字形・画数・意味

【偏党】へんとう(たう)

党派的にかたよる。〔書、洪範無く黨無く、王(たうたう)たり。黨無く無く、王(べんべん)たり。反無く側(そく)無く、王正直なり。

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