偏奇(読み)ヘンキ

デジタル大辞泉 「偏奇」の意味・読み・例文・類語

へん‐き【偏奇】

[名・形動]奇抜で偏りがあること。一風変わっていること。また、そのさま。「偏奇思想」「偏奇趣味」

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精選版 日本国語大辞典 「偏奇」の意味・読み・例文・類語

へん‐き【偏奇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 普通一般とは異なっていること。一風変わっていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「現代の頽廃とは、十九世紀末の病的偏奇な状態ではなくて」(出典:事実の世紀(1939)〈河上徹太郎〉現代の頽廃について)
    2. [その他の文献]〔宋書‐蕭恵開伝〕

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普及版 字通 「偏奇」の読み・字形・画数・意味

【偏奇】へんき

一風ちがう。〔宋書恵開伝〕少(わか)くして風氣り、獵(せふれふ)す。~汝南同官にして、友とし善し。奇を以て相ひ(たつと)ぶ。

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