法則の辞典 「偏波効果」の解説 偏波効果【polarized wave effect】 夜間効果*の別名である.ループ形のアンテナを用いて電波(中波)の到来方向を定める際,夜間になると入射波の極小点が不明確となる現象をいう.これは夜間になると電離層(主としてE層)の吸収が減って,反射効率がよくなり,地表波に対しある位相差をもった空間波(偏波)が伝播してくるためである. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報