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中波 ちゅうは medium wave; medium frequency

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中波
ちゅうは
medium wave; medium frequency

波長約 100~1000m,周波数約 300kHz~3MHzの範囲の電波。略記号は MF。ヘクトメートル波とも呼ばれる。周波数 526.5~1606.5kHzの範囲は,放送法により 9kHz間隔で 120波が中波放送として割当てられ,国内ラジオ放送に使用されている。

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デジタル大辞泉の解説

ちゅう‐は【中波】

波長が100~1000メートル周波数300~3000キロヘルツ電波。ラジオ放送や近距離の海上通信に使用。ヘクトメートル波。MF(medium frequency)。→短波長波1

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百科事典マイペディアの解説

中波【ちゅうは】

波長1000〜100m,周波数300〜3000kHzの電磁波。ヘクトメートル波(略号MF)とも。近距離は地表波により,遠距離電離層の反射により伝わるが,後者は昼間はほとんど利用できない。
→関連項目海外放送海岸局電波電波標識

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうは【中波 medium frequency】

MFともいう。300kHzから3000kHzまでの電波をいう。1500kHzから3000kHzを中短波といって区別することもある。ラジオ放送や電波標識などに用いられる。【宮川 洋

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大辞林 第三版の解説

ちゅうは【中波】

慣用的な電波区分で、波長100~1000メートル(周波数300~3000キロヘルツ)の電波。ラジオ放送や海上業務に用いる。ヘクトメートル波。 MF 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中波
ちゅうは
medium wave

電波を利用上の便宜から波長によって分類したものの一つ。波長の範囲は1000メートルから100メートルまで、周波数の範囲は300キロヘルツから3000キロヘルツまでの電波を慣用的に総称していう。電波法施行規則に定める周波数区分のMF帯(ヘクトメートル波)に相当する領域である。なお、総務省の無線局運用規則では、285キロヘルツから535キロヘルツまでの周波数帯のみを中波帯と定義している。
 中波はその帯域内でも周波数の高低によって伝播(でんぱ)の性質がかなり異なる。波長の長い300キロ~400キロヘルツの周波数領域は、地表面に沿って伝播する地表波が安定に利用できるので、ラジオビーコンのような無線標識業務に使用される。400キロ~535キロヘルツの間も、海上通信用として商船の近距離用無線電信に安定に使用されてきた。中間の周波数帯(535キロ~1606.5キロヘルツ)は、地表波を利用するAM(振幅変調)ラジオ放送に使用されているが、1000キロヘルツを超えるあたりから、夜間に電離層(E層は90キロ~110キロメートル、F層は200キロ~400キロメートルの上空に存在)による回折を受け、数百キロメートルの遠方まで到達するようになる一方、フェージング(異経路伝播波との混信による受信ひずみで、受信機の出力が急激に悪化する現象)が生じて安定性を欠くようになる。1606.5キロ~4000キロヘルツ以下の周波数帯は電離層(F層)を経由して1000キロメートルを超える遠距離まで到達するが、不安定なフェージングも受ける帯域である。無線局運用規則において「中短波」とよばれる周波数帯で、放送の受信を楽しむような安定さは得られないが、業務用の無線電話には使用可能である。
 送受信のアンテナ長も比較的短くてすむところから、漁業無線の小電力長距離の無線電信およびSSB(単側波帯)無線電話に使用されてきた。1999年以降、船舶通信にGMDSS(海上における遭難及び安全に関する世界的な制度)が導入され、遭難通信において500キロヘルツによる無線電信(SOS)の使用と400キロ~535キロヘルツの無線電信の使用を停止し、衛星自動位置指示無線標識という救難用ラジオブイにより無人化された。このため、この周波数帯では518キロヘルツにナブテックス(NAVTEX:Navigational Telex)という船舶向けの印刷電信による航行警報業務が世界的に行われている以外には、ほとんど使用されていない。GMDSS導入後においても、海上における無線電話の遭難通信周波数としてSSBによる2182キロヘルツの使用は続けられている。[石島 巖]

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