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健康余命 けんこうよめい

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知恵蔵2015の解説

健康余命

平均余命(各年齢において平均的にあと何年生きられるかを示したもの)のうち、健康で普通の日常生活を送れる年数。通常は60歳、65歳における平均余命が高齢者の生活の質(QOL)に関する指標として国際比較でしばしば使用される。これは大半の国で改善しているが、健康状態は良くなっているのかという疑問や、寿命の延びは医療技術の発展による延命医療のためではないかとする見方がある。そこで寿命を、健康である年数と不健康である年数とに分けた健康状態別余命の研究が脚光を浴びている。WHO(世界保健機関)の世界保健報告(2003年版)によれば、02年における日本の健康寿命(0歳時における健康余命)は男性が72.3年、女性が77.7年であり、調査した192カ国の中で最も健康で、長生きできる国であることが示された。平均寿命も男性が78.4年、女性は85.3年で世界一の水準にあるが、健康寿命はそれよりも男性で6.1年、女性で7.6年短いことになる。また、192カ国で男女共最も短いケースは、激しい内戦の続いていたシエラレオネで、男性は27.2年、女性は29.9年であった。

(小川直宏 日本大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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