共同通信ニュース用語解説 の解説
健康保険組合と協会けんぽ
健康保険組合は単独の企業や業界ごとにつくっており、主に大企業の社員と扶養される家族らが入る。2017年3月現在、全国に1399組合、加入者は2936万人。一部を除き公的な財政支援はなく、ほぼ保険料で運営する。一方、協会けんぽは中小企業の社員向け。08年に政府管掌健康保険を引き継いで発足した。正式名称は「全国健康保険協会」で3885万人が加入する。国が補助金を出しており、18年度は1兆1745億円に上る。公的医療保険としてはこのほか、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度、自営業者ら向けの国民健康保険などがある。
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