偶成(読み)グウセイ

精選版 日本国語大辞典 「偶成」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐せい【偶成】

  1. 〘 名詞 〙 偶然にできること。ふとした思いつきでできること。また、そのできたもの。偶作。
    1. [初出の実例]「太郎坊偶成吟の始めかな〈寒山〉」(出典:続春夏秋冬(1906‐07)〈河東碧梧桐選〉夏)
    2. [その他の文献]〔魏王別録〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「偶成」の読み・字形・画数・意味

【偶成】ぐうせい

偶作。

字通「偶」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android