偶然性の芸術(読み)ぐうぜんせいのげいじゅつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「偶然性の芸術」の意味・わかりやすい解説

偶然性の芸術
ぐうぜんせいのげいじゅつ

「偶然」を表現の本質的契機とする芸術総称。「偶然」のとらえ方次第では陶磁器すらこのなかに含まれようが,普通には第2次世界大戦前後からマルセル・デュシャンによって意識的に行われるようになった芸術傾向をさす。マックスエルンストの「コラージュ」や「フロッタージュ」,あるいはジャクソン・ポロックの「アクション・ペインティング」もまたこのように呼びえようが,ことに作曲や演奏の方法に「偶然」を取入れたジョン・ケージの「偶然性の音楽」,A.カプローらの「ハプニング」,R.ラウシェンバーグ絵画,M.カニンガムダンスなどはデュシャンの系譜を継ぐものといえよう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む