偶発実生(読み)グウハツミショウ

デジタル大辞泉 「偶発実生」の意味・読み・例文・類語

ぐうはつ‐みしょう〔‐みシヤウ〕【偶発実生】

偶然に発見された、優れた形質を持つ実生果樹。人為的に交配されたものでなく、自然に落ちたり捨てられたりした種から育つ。温州ミカン八朔はっさく日向夏二十世紀ゴールデンデリシャスなど、古くから栽培されている果樹の多くがこれにあたる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 八朔

日本大百科全書(ニッポニカ) 「偶発実生」の意味・わかりやすい解説

偶発実生
ぐうはつみしょう

果樹園芸上の用語両親はつまびらかでないが、たまたま実生個体としてみいだされた個体が果樹として優秀な形質をもち、利用される場合がある。このような実生個体を偶発実生という。今日栽培されている果樹品種のうち相当多数が偶発実生に由来する。日本ナシの二十世紀、リンゴのゴールデンデリシャス、モモ大久保柑橘(かんきつ)の日向夏(ひゅうがなつ)そのほかがある。遺伝的にはいずれも雑種性が高い。

[飯塚宗夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...

三寒四温の用語解説を読む