岩石学辞典 「偽成層」の解説 偽成層 (1) 偽層(false bedding)で,真の成層(bedding)に似ているが真の傾斜に対して傾斜角度が異なり,膠結作用などの二次的な作用による形成されることがある[Louderback : 1912].(2) この語は縞状変成岩や縞状火成岩に使用されることがある[Judd : 1874, Hall : 1932]. 偽成層 ライエルが斜交成層(cross-stratification)を記述する際に使用した語であるが,pseudostratificationと同意語として用いられる[Lyell : 1838]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報