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偽層 ぎそうcross-bedding

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

偽層
ぎそう
cross-bedding

地層の堆積面である層理面に対して,斜交した層理をもつ地層。砂層の中に最もよくみられるが,シルト層や礫岩層の中にも発達する。水流の移動によってでき,一般に偽層の傾斜方向は,水流の方向にほぼ平行する。したがって,その地層の堆積時における水流の方向を復元するのに役立つ。

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岩石学辞典の解説

偽層

一つの地層が一般の成層面に様々な角度で沈積した薄い層から形成されるもの.斜交成層cross-bedding)の方が主に用いられる.

偽層

cross-lamination: →斜交成層
current bedding: →水流層理
false bedding: 斜交成層(cross-stratification).一般層面と多少とも斜交して発達する層理で,水流または風によって運ばれた砂粒が,流れの向きに傾いた層を作って堆積することで形成される.日本では偽層という名称が広く用いられたが,現在では斜交成層または斜交層理が主に用いられる[木村ほか : 1973].

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大辞林 第三版の解説

ぎそう【偽層】

主な層理面に対して斜交する小さな層理または葉理。砂丘や河川・三角州・浅海の堆積層中などに見られる。斜交葉理。斜交葉層。

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