催奇性因子(読み)さいきせいいんし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「催奇性因子」の意味・わかりやすい解説

催奇性因子
さいきせいいんし

妊娠母体に投与すると胎児の発育に影響を及ぼし,その結果,胎児に奇形を生じさせるような因子をいう。薬物のことが多く,サリドマイドによるアザラシ肢症は有名である。細胞障害性因子で,母体から胎児に移行するような物質はすべて,催奇性因子となりうる。因子の臓器親和性と,形成過程にある胎児組織の種類により,奇形の形態は異なる。

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