傾城六方(読み)けいせいろっぽう

精選版 日本国語大辞典 「傾城六方」の意味・読み・例文・類語

けいせい‐ろっぽう‥ロクパウ【傾城六方】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎の歩く所作一つ。肩から両手六方を振り、足どりは傾城道中に用いる八文字を踏むもの。「宮島だんまり」で、傾城漣(さざなみ)太夫(盗賊袈裟太郎)が引込みに演ずるものなど。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android