普及版 字通 「僵」の読み・字形・画数・意味


15画

[字音] キョウ(キャウ)
[字訓] たおれる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(きょう)。〔説文八上に「偃(ふ)するなり」とあり、斃れて臥することをいう。〔戦国策、秦四〕に「頭顱(とうろ)僵仆(きやうふ)し、に相ひむ」、〔史記、淮南衡山伝〕に「僵尸(きやうし)千里、血をすこと頃畝(けいほ)」というように、屍体をいうことが多い。字はまたに作る。彊に「こわばる」意があり、硬直の意を含む字である。

[訓義]
1. たおれる、死ぬ。
2. こわばる、もろい。

[古辞書の訓]
名義抄〕僵 フセリ・フス・タフル・ノキテ・クヅス・ヲカス 〔字鏡集〕僵 ヨコタフ・タフル・ノビフス・フセリ・フス・ノキテ・クヅル

[熟語]
僵偃僵臥僵踞僵蹶僵梗・僵尸僵屍僵燥・僵・僵直僵抜・僵仆・僵伏僵覆僵斃・僵僵落・僵立
[下接語]
傾僵・枯僵・僵・凍僵・仆僵・冷僵

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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