儒生(読み)じゅせい

精選版 日本国語大辞典 「儒生」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐せい【儒生】

  1. 〘 名詞 〙 儒学を修める者。儒学者。儒者
    1. [初出の実例]「日落先帰何恨苦、儒生不便乎廻」(出典菅家文草(900頃)二・早春侍宴仁寿殿同賦春暖)
    2. 「儒生たる者は、用られんも、それまで、用られまいも、それまで」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
    3. [その他の文献]〔史記‐叔孫通伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「儒生」の読み・字形・画数・意味

【儒生】じゆせい

儒を学ぶ者。〔史記、叔孫通伝〕叔孫るや、儒生弟子百餘人を從ふ。然れども、言する無し。~廼(すなは)ち謂ひて曰く、生且(しばら)く我を待てと。

字通「儒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android