デジタル大辞泉 「優ばむ」の意味・読み・例文・類語 やさ‐ば・む【優ばむ】 [動マ四]優美そうにする。趣深そうに見せる。「ひとへに句の姿、言葉の―・みたるにはあるべからず」〈ささめごと〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「優ばむ」の意味・読み・例文・類語 やさ‐ば・む【優ばむ】 ( 「ばむ」は接尾語 )[ 1 ] 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 情趣深そうな様子をする。情趣ありげに見える。[初出の実例]「しも雪あられと、やさばむとも、まことしくおもふべきならねば」(出典:とはずがたり(14C前)一)[ 2 ] 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 情趣ありげに見せる。[初出の実例]「あまりに詞をやさばみて、むすぼほれつづきてのみ有も」(出典:八雲御抄(1242頃)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例