元村勲(読み)モトムラ イサオ

20世紀日本人名事典 「元村勲」の解説

元村 勲
モトムラ イサオ

昭和期の発生学者 東北大学名誉教授。



生年
明治37(1904)年7月23日

没年
昭和56(1981)年6月1日

出身地
鹿児島県

学歴〔年〕
東京帝大理学部動物学科〔昭和2年〕卒

学位〔年〕
理学博士

主な受賞名〔年〕
日本動物学会賞〔昭和29年〕「ウニ受精研究

経歴
東北帝大理学部助教授を経て、昭和18年教授に就任、43年退官し名誉教授。この間37〜40年理学部長を務めた。48年から2年間仙台大学長。ウニ、貝類の発生学の権威で、39年日本発生学会の設立にも尽力した。主著に「実験発生学」「発生の生理」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「元村勲」の解説

元村勲 もとむら-いさお

1904-1981 昭和時代の動物発生学者。
明治37年7月23日生まれ。昭和18年東北帝大教授となり,理学部長をつとめた。のち仙台大学長。ウニの受精の研究や動物群集の生態学的研究で知られる。昭和56年6月1日死去。76歳。鹿児島県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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