元歌(読み)モトウタ

デジタル大辞泉 「元歌」の意味・読み・例文・類語

もと‐うた【元歌/本歌】

替え歌もとになった歌。
ほんか(本歌)

げん‐か【元歌/原歌】

替え歌または引用部分に対して、そもそもの出典である歌。もとうた。

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精選版 日本国語大辞典 「元歌」の意味・読み・例文・類語

もと‐うた【元歌・本歌】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 替歌(かえうた)のもとになった歌。
    1. [初出の実例]「二上りの、極渋い元歌(モトウタ)だ」(出典:西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一二)
  3. ほんか(本歌)

げん‐か【元歌・原歌】

  1. 〘 名詞 〙 歌句や歌詞がいろいろ変えられて歌われる場合のもとの歌。もとうた。
    1. [初出の実例]「原歌は勿論絹の如く綾の如くなるが、訳詩、訳画も亦共に繍の如く錦の如しといふべし」(出典:兎糞録(1913)〈和田垣謙三〉七五)

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