元興寺縁起(読み)がんごうじえんぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「元興寺縁起」の意味・わかりやすい解説

元興寺縁起
がんごうじえんぎ

『仏本伝来記』ともいう。天安2 (858) 年頃の作。『日本書紀』などによって,仏教の伝来,南都七大寺の一つ,元興寺建立の縁起を記し,あとに藤原豊成署名の天平 18 (746) 年の表白文を載せている。元興寺の創立,沿革については,早くから種々の異説があるが,同寺の寺伝の一つとして貴重なもの。また同寺の縁起を記したものに,同 19年に成立した『元興寺伽藍縁起并流記資財帳』がある。

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