先天性外反足(読み)せんてんせいがいはんそく(その他表記)Congenital pes valgus

六訂版 家庭医学大全科 「先天性外反足」の解説

先天性外反足
せんてんせいがいはんそく
Congenital pes valgus
(子どもの病気)

 片足または両足が出生時、固く外反した(外側に反った)状態で、症例により踵足(しょうそく)足首が足の甲のほうへ反る)や扁平足(へんぺいそく)などの変形も加わっています。比較的まれにしかみられません。複数の原因がありますが、外反足の原因は胎児の姿勢異常と推測されています。

 治療法として矯正(きょうせい)装具矯正ギプスが用いられ、難治な場合は手術(軟部組織開離術)が行われます。

水口 雅

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む