先天性腸閉塞症(読み)せんてんせいちょうへいそくしょう(その他表記)congenital atresia of the intestine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「先天性腸閉塞症」の意味・わかりやすい解説

先天性腸閉塞症
せんてんせいちょうへいそくしょう
congenital atresia of the intestine

先天的に十二指腸から直腸の間で起る腸閉塞症。症状としては,多くの場合に胎便の排出がみられず,腹部膨満とともに生後 24時間以内に頑固な嘔吐が起り,吐物は胆汁性である。腹部X線検査で診断が確かめられる。救急手術によってのみ救命を期待できるが,成人の腸閉塞に比して死亡率が高い。先天性腸閉塞症の症状は多くの場合,出生直後から顕著になるが,腸狭窄が原因の場合には,出生後ある時間を経て発症することもある。

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