光接触性皮膚炎(読み)ひかりせっしょくせいひふえん(その他表記)photodermatitis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「光接触性皮膚炎」の意味・わかりやすい解説

光接触性皮膚炎
ひかりせっしょくせいひふえん
photodermatitis

外部から,いろいろ物質が皮膚に接触して起きるかぶれなどを接触性皮膚炎というが,そこに紫外線が関与したものをいう。接触性皮膚炎には,ある物質が一定の濃度以上になると,すべての人に起きる刺激性のかぶれ (一時刺激) と,特定の人だけに起きるアレルギー性のかぶれの2種類がある。たとえば,濃い薬品などでかぶれるのが一時刺激で,漆 (うるし) などにかぶれるのが後者のアレルギーに属する。さらに,紫外線が当たって一時刺激が起きた状態を特に光毒性といい,後者のアレルギーを光アレルギーと呼んでいる。光接触性皮膚炎は,この光毒性と光アレルギーを含めていう。原因物質にはいろいろあるが,レモンやパセリなどに含まれるソラーレンは,肌についた状態で日光に当たると,しみの原因にもなる。同様に,キュウリ,アボガドなどでパックをして,きちんと洗い流さないまま紫外線を浴びるのは,危険である。

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