光済(読み)こうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「光済」の解説

光済 こうさい

1326-1379 南北朝時代の僧。
嘉暦(かりゃく)元年生まれ。柳原資明(すけあき)の子。真言宗叔父の京都醍醐寺(だいごじ)座主(ざす)賢俊弟子となり,同寺三宝院門跡(もんぜき)をつぐ。のち同寺座主,東寺長者をかねる。応安7=文中3年(1374)奈良興福寺衆徒の強訴をうけた朝廷によって播磨(はりま)(兵庫県)に流されるが,すぐに復帰し,翌年大僧正となった。康暦(こうりゃく)元=天授5年閏(うるう)4月22日死去。54歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

普及版 字通 「光済」の読み・字形・画数・意味

【光済】こうさい

すくう。

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