日本歴史地名大系 「光見寺」の解説 光見寺こうけんじ 茨城県:下館市樋口村光見寺[現在地名]下館市樋口久下田(くげた)城跡の一画に位置する。時宗、西向山阿弥陀院と号し、本尊は阿弥陀如来。寺伝によると開山は明応元年(一四九二)。時宗一向派に属し、近江国八葉山蓮華寺の末寺であったが、同寺が浄土宗に改宗後も時宗にとどまった。また慶安二年(一六四九)三代将軍徳川家光から五石の朱印地を付与され、朱印状写が現存する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by