免疫グロブリンM(読み)メンエキグロブリンエム

デジタル大辞泉 「免疫グロブリンM」の意味・読み・例文・類語

めんえきグロブリン‐エム【免疫グロブリンM】

免疫グロブリン一つ。2本の重鎖と2本の軽鎖からなるY字型の基本構造が五つ結合した形をとる。分子量約95万。抗原が侵入したとき最初に作られる免疫グロブリンで、抗原の刺激などによってIgGIgEIgAクラススイッチする。IgM(immunoglobulin M)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「免疫グロブリンM」の解説

免疫グロブリンM

 免疫グロブリンのクラスの一つで,μ鎖2本,L鎖2本からなる基本構造5個と JJ鎖1本で構成され,分子量約900k.細菌に対する抗体や,ABO式血液型の自然抗体などがこのクラスである.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む