クラススイッチ(その他表記)class switch

デジタル大辞泉 「クラススイッチ」の意味・読み・例文・類語

クラス‐スイッチ(class switch)

抗体の産生を担うB細胞が、抗原などの刺激によって、複数の異なる種類(クラス)の免疫グロブリン(抗体として機能するたんぱく質)を合成するようになること。クラス転換。→体細胞高頻度突然変異
[補説]抗原と結合して活性化したB細胞は増殖し、IgMやIgD型の免疫グロブリンを分泌するが、抗原の刺激やヘルパーT細胞が放出するサイトカインの作用によって、IgG・IgA・IgE型の抗体を産生するようになる。このクラススイッチでは、抗体が免疫細胞や補体と結合する定常領域が変化し、抗原と結合する可変領域は変化しない。これによって、特定の抗原に対して異なる機能をもつ抗体が産生され、抗原をより効率的に排除できるようになる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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