免疫グロブリンG(読み)メンエキグロブリンジー

デジタル大辞泉 「免疫グロブリンG」の意味・読み・例文・類語

めんえきグロブリン‐ジー【免疫グロブリンG】

免疫グロブリン一つ。分子量約15万。5種類ある免疫グロブリンの中で、血液中に最も多く含まれる。2本の軽鎖と2本の重鎖が結合したY字型の構造をとり、その先端部で多様な抗原と結合し、毒性を中和する。胎盤を通過し、胎児や出生直後の新生児感染から守る役割を果たす。IgG(immunoglobulin G)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android