免疫グロブリンA(読み)メンエキグロブリンエー

デジタル大辞泉 「免疫グロブリンA」の意味・読み・例文・類語

めんえきグロブリン‐エー【免疫グロブリンA】

免疫グロブリン一つ。血液中では2本の軽鎖と2本の重鎖からなるY字型(単量体)、粘膜や母乳中ではこれが2つ結合した二量体の形で存在する。分子量約16万(単量体)。涙・唾液鼻汁腸液乳汁などに多く含まれ、粘膜面での免疫に関与する。IgA(immunoglobulin A)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「免疫グロブリンA」の解説

免疫グロブリンA

 免疫グロブリンのクラスの一つで,血清型分泌型がある.消化器呼吸器の局所免疫において重要な役割を果たす.血清型は分子量約160k.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android