兎荷村(読み)とつかむら

日本歴史地名大系 「兎荷村」の解説

兎荷村
とつかむら

[現在地名]引佐町兎荷

三岳みたけ(四六六・八メートル)北西に派生した支脈中腹に位置し、北西は伊平いだいら村、北東川名かわな村。当地入口に兎荷鍾乳洞がある。慶長一一年(一六〇六)の引佐郡兎荷村御検地帳写(兎荷区有文書)によると田一町五反余・畑一町三反余、分米一九石余、名請人三四。正保郷帳に菟荷村とみえ、田方一八石余・畑方一〇石余、旗本金指近藤領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android