児玉幸多(読み)こだま こうた

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

児玉幸多 こだま-こうた

1909-2007 昭和-平成時代の日本史学者。
明治42年12月8日生まれ。農林省で「日本林制史資料」の編修にくわわったのち,七高教授をへて昭和13年学習院教授,48年学習院大学長。近世農村史,近世交通史を研究。地方史研究協議会の創立に尽力し会長をつとめる。平成5年江戸東京博物館初代館長。8年学士院会員。平成19年7月4日死去。97歳。長野県出身。東京帝大卒。著作に「近世宿駅制度の研究」「近世交通史の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

児玉幸多【こだまこうた】

日本近世史学者。村落史や交通史を研究の中心とした。長野県生れ。東京帝国大学(現,東京大学)文学部国史学科卒業。鹿児島の第七高等学校造士(ぞうし)館教授を経て,学習院大学教授,同大学学長などを務める。学習院大学名誉教授。江戸東京博物館の初代館長で,地方史研究協議会会長,交通史研究会会長,日本歴史学会会長なども務めた。1996年に日本学士院会員。主著は《江戸時代の農民生活》《近世宿駅制度の研究》《佐倉惣五郎》など。昭和天皇や現在の天皇明仁)に日本史を講義したことでも知られる。→宿・宿駅

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