児童虐待対応件数の増加

共同通信ニュース用語解説 「児童虐待対応件数の増加」の解説

児童虐待対応件数の増加

厚生労働省によると、全国の児童相談所が、2020年度に児童虐待として対応した件数が20万件を超え、統計開始以来30年連続で最多を更新した。うち心理的虐待が12万件以上で、全体の約6割を占める。心理的虐待には、子どもの前で家族に暴力を振るう「面前DV(ドメスティックバイオレンス)」が含まれる。以下は身体的虐待が約5万件、ネグレクト(育児放棄)が約3万件。性的虐待は約2千件。通告経路は、警察からが半数に上った。

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