入れ替り(読み)いれかわり

精選版 日本国語大辞典 「入れ替り」の意味・読み・例文・類語

いれ‐かわり‥かはり【入替・入代】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 入れかわること。交替すること。いりかわり。
    1. [初出の実例]「入れ代りに新しく奉公にきた小間使は」(出典:祝盃(1909)〈永井荷風〉四)
  3. 近世、毎年一一月に俳優劇場を交替したこと。また、その月に興行する芝居顔見世
    1. [初出の実例]「顔見世、入替り定てより、役者附四方に散じ、世界定め、はなし初、読初(よみぞめ)稽古、惣ざらへ、下りの乗込一座のさはぎ」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)
  4. 下男や女中が雇いの期限が切れて、他の者といれかわること。出替り。
  5. いりかわり(入替)[ 一 ]

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む