入小屋村(読み)いりごやむら

日本歴史地名大系 「入小屋村」の解説

入小屋村
いりごやむら

[現在地名]南郷村あずま

小屋こや(戸山川)左岸にあり、崖の上に集落がある。同川をさかのぼり駒止こまど峠を越えると針生はりゆう(現田島町)に通じ、下ると中小屋なかごや村を経て山口やまぐち村に至る。西と東の斜面耕地がある。寛文五年(一六六五)の伊南郷村々改帳(馬場家文書)によると高五九石余、免三ツ七分で年貢は金納。田二町七反余・畑三町九反余。家数七・竈数一三、男四二・女三〇、馬一二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android