デジタル大辞泉 「全開」の意味・読み・例文・類語 ぜん‐かい【全開】 [名](スル)1 全部開くこと。いっぱいにあけること。「ガス栓を全開する」「エンジン全開」⇔全閉。2 全力で行うこと。もっている力を最大限に出すこと。「キックオフから全開で戦う」「パワー全開」[補説]2の意味で、比喩的に「エンジン全開」「アクセル全開」などと用いることがある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「全開」の意味・読み・例文・類語 ぜん‐かい【全開】 〘 名詞 〙① 全部ひらくこと。完全にあけきること。いっぱいにあけること。[初出の実例]「料峭余寒野水隈、庭前梅蘤未二全開一」(出典:不二遺稿(1424頃)中・偶作)「ガスの火は、全開にしても心もとなげな青い焔を鍋の下でゆらすだけだった」(出典:見知らぬ家路(1970)〈黒井千次〉)[その他の文献]〔司馬光‐夏日西斎即事詩〕② 土地などが全部開墾されていること。[初出の実例]「英国仏国の如くに人口稠密土田全開の地に於ては」(出典:経済小学(1867)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例