八千鉾神社(読み)やちほこじんじや

日本歴史地名大系 「八千鉾神社」の解説

八千鉾神社
やちほこじんじや

[現在地名]志賀町町

まちの集落中央部の森に鎮座祭神は大穴牟遅命・志那都比古神・志那都比米神。旧村社。志那都比古神以下は昭和四年(一九二九)合祀した日和ひより神社の祭神。「延喜式」神名帳羽咋郡の大穴持像石おおあなもちかたいし神社の論社の一つであるが、同社は現在羽咋市の社に比定されている。宝永四年(一七〇七)の町村鑑(平文書)に「大穴貴像石神社」、正徳二年(一七一二)の御廻見様へ可申上覚書(同文書)には「天神」とある。「能登志徴」に「村中の雑木茂りたる林中に片石ありて其傍に社を建。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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