庄内平野の中央、最上川と
酒井氏知行目録では余目館廻村高六六四石余、寛永元年庄内高辻帳では館廻とあり高一千五七六石余、寛永三年庄内高辻帳では余目館廻村高一千六〇二石余。正保郷帳では田方一千二石余・畑方六六九石余・寺社領六石余。天和二年(一六八二)酒井忠高への分知時の村高(鶏肋編)では町村高六一三石余。元禄九年(一六九六)幕府領、天明四年(一七八四)から同四年まで松山藩領、元治元年(一八六四)庄内藩領。
天正一一年(一五八三)一月二四日付の小介川図書助宛愛季軍忠状(秋田藩家蔵文書)に「岩屋町破候刻、敵討捕働無比類候」とある。また同一八年一二月二四日付の豊臣秀吉朱印状(岩屋文書)に「出羽国油利郡内岩屋村八百四拾五石七斗三升(中略)事令扶助訖、全可領地候也」とあり、あて先は「岩屋能登守との」とある。この頃、
小田川の左岸に集落が発達し、南に険しい山を負う。小田郷の中心。小田町村ともよぶ。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)の浮穴郡の項に「高百弐拾四石三斗六升九合 町村 日損所、茅山有、川有」とある。
「大洲旧記」町村の条に「古城 四人の城持中、大将可然者なく、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…日本近世では法的に都市・町と農村の区別が存在したが,農村地域にありながら実質は町として活動しているものをいう。郷町,町分,町場,在町,町村などの名称をもつ場所をさす。ただし法的に町として認められている場所でも,農商混住の在方の町では在郷町とよぶことがある。…
※「町村」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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