八斗才(読み)はっとのさい

精選版 日本国語大辞典 「八斗才」の意味・読み・例文・類語

はっと‐の‐さい【八斗才】

  1. 〘 連語 〙 ( 中国、六朝宋の詩人謝霊運が、魏の曹植の才をほめて、天下に詩の才能一石あるとすると曹植がその中八斗を占め、自分一斗で残りの一斗を他の詩人が分け持っているといったという「南史‐謝霊運伝」にある故事から ) 詩文にすぐれている才能。
    1. [初出の実例]「不須更勒三重韻、好是倶争八斗才」(出典:玩鴎先生詠物百首(1783)韻字香)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 連語 実例 初出

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android