八江萩名所図画(読み)やえはぎめいしよずえ

日本歴史地名大系 「八江萩名所図画」の解説

八江萩名所図画
やえはぎめいしよずえ

七巻 木梨恒亮原著 山県篤蔵補訂

成立 安政二年

分類 地誌

解説 著者が安政二年死亡前に著作したものを山県が補完して本編六巻付録一巻として版行。本編は春夏秋冬の四部に分け、一の巻は長門国阿武郡・萩の地名起源から起筆し萩城を中心に萩西部、二の巻・三の巻は萩の南部山沿い地方、四の巻・五の巻は主として金谷・橋本・浜崎方面、六の巻は松本・越が浜方面を記す。付録には新明倫館・好生館・姥倉掘割を述べ、随所絵図を挿入する。版本「八江萩名所図画」明治二五年刊

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android